モラトリアム

短編小説

スロウダイヴ

扉を開けたとたん、病的なフィード・バックが俺を取り囲む。 その次は、甘ったるく囁くヴォーカルが誘惑する。気だるげに、でも官能的に。
短編小説

Field of Heaven

本当に、自分が自分らしくいられる場所。 いったいどのくらいの人間が、たどり着けるのだろう。
短編小説

きみのためにできること・前編

つらいとき、きみの姿を思い出してた。 本当に一人になって、寂しくて耐え切れなかったときは、きみがずっと見つめて話を聞いてくれていたこと思い出してたんだ。 だから、僕は今笑顔で、こうしてきみと――。
短編小説

バーバリーのマフラー

真空に溶けてゆく息はいつも純白だった。 天気予報は、くもり時々雪。 今日の雲は、鉛筆の削りかすみたいな色をしていて、けして綺麗ではない。でも、このまま雪が降ればコントラストが美しいだろう。黒い雲から、白い雪が舞い落ちる。
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